診療案内

診療案内

指定自立支援医療機関(育成医療)
顎機能診断届出施設(手術の必要な顎変形症歯科矯正保険取扱い)

矯正歯科

子供の矯正、成人矯正、外科矯正、裏側からの矯正(平日の午前中のみ)

顎変形症に起因する外科的矯正治療(保険適応) 

かみ合わせを治療するための手術であり、美容整形手術とは異なります。

厚生労働大臣が定める疾患(保険適応)

唇顎口蓋裂、ゴールデンハ-症候群、鎖骨頭蓋骨異形成、クルーゾン症候群、トリチャーコリンズ症候群、ピエールロバン症候群、ダウン症候群、ターナー症候群、等

診療時間

受付時間

午前 09:30-12:00
午後 14:00-18:00

休診日

毎週火曜日 / 第2、第4日曜日 / 第一、第三月曜日

(諸事情により休診日が変更される場合があります)

  受付時間
午前 10:00-12:00 診療
(隔週)
休診 診療 診療 診療 診療 診療
(隔週)
午後 14:00-18:00  診療
(隔週)
休診 診療 診療 診療 診療 診療
(隔週)

Q & A

よく寄せられるご質問にお答えします。

Q
どのくらいの期間がかかりますか?
A

全ての歯が永久歯になってから2年から3年かかります。永久歯の数を減らさないで治療するため、乳歯が残っている段階から始める場合、6年から7年かかる場合もあります。

Q
いつ頃から治療するのが良いでしょうか?
A

各個人によって異なりますが、前歯が生えてきた段階で不安を感じたら、一度、歯科医院で相談されたら良いかと思います。3歳児検診で不正咬合を指摘されたのであれば、不正の度合いが強いと思われるので、専門医に相談されたら良いかと思います。

Q
費用は、どのくらいかかりますか? また、保険の適用はありますか?
A

厚生労働大臣が定める疾患による歯列不正の場合、保険の適応があります。また、顎の変形による歯列不正で、外科処置を必要とする場合は、保険適応があります。上記の患者さん以外は、自由診療です。平均的な難易度の患者さんで、総額77万~82万円(税込)ぐらいになります。

Q
どんな治療をするのですか。
A

歯が生えるスペースを作るために、小学校低学年では取り外しのできる装置で顎を広げます。永久歯が全て生え代わった後は、歯に直接つける装置をつけます。この装置は取り外しが出来ず、2-3年間、歯に着いたままです。

Q
永久歯を抜くことがありますか。
A

私たち歯科医師は、歯を守る事が仕事です。従って、可能な限り永久歯を抜かないで治す努力をします。しかし、歯の大きさと顎の大きさが違いすぎると、顎に入りきらず抜く必要性が出てきます。鉢植えにぎっしり植物を植えると全ての植物の発育が悪くなるように、無理やり全ての歯が存在させることは、時には口の中の環境を悪くすることもあります。歯を抜く場合は、歯を抜いたほうが良い環境を作ると判断した場合行います。

Q
相談したら必ず治療を始めなければいけませんか?
A

患者さんが当日の相談で納得がいけば治療を始めますが、不安が残るようであればもう一度家でよく考えてから決断をしていただきます。あやふやな状態で開始し、途中でやめてしまうようでは時間と費用の無駄になってしまいます。

Q
治療途中で遠方に転居することになった場合はどうなりますか?
A

転居先の日本矯正学会認定医以上の資格を持った矯正医を探しますが、必ずしも転医先が見つかるわけではありません。また、治療法も変わることがあるので、費用の増減も生じます。少なくとも3年は転居のない状態のときに治療をすることをお勧めします。しかし、全国の矯正医はこのような問題に遭遇しますのでお互いに協力し合っていますので転移先が見つかる場合の方が多いです。


日本矯正歯科学会 臨床指導医 認定医

費用(料金)

自由診療

初診料

2,200円(税込)

現在の口の中を診て概略の説明をする費用です。

資料採取料

16,500円(税込)

相談の結果、患者さんが治療を御希望になった場合、診断に必要なレントゲン写真、歯型、写真を取る費用です。

診断料

38,500円(税込)

前回取った診断資料を分析し、治療計画を立てる費用です。診断日には結果の説明と治療方法の説明をします。

矯正治療費

44万円から88万円(税込)

診断の結果、治療の難易度によって費用が決定します。診断日に決定。

処置料

0円~3,300円(税込)

治療日に支払って頂く費用です。処置の内容によって変わります。

平均的な難易度の患者さんで総額77万~82万円(税込)ぐらいになります。

保険適用

以下の患者さんの矯正治療費は、保険診療の適応があります。

  • 顎変形症
    (手術が必要な矯正治療)
  • 厚生労働大臣が定める疾患
    (唇顎口蓋裂、ゴールデンハ-症候群、鎖骨頭蓋骨異形成、クルーゾン症候群、トリチャーコリンズ症候群、ピエールロバン症候群、ダウン症候群、ラッセルシルバー症候群、ターナー症候群、ベックウィズ・ヴィードマン症候群、尖頭合指症、等)

現在、患者さんの依頼を受けている提携医療機関

  • 東京歯科大学病院(口腔外科)
  • 国立病院機構栃木医療センター
  • 獨協医科大学(形成外科・美容外科)

治療の流れ

1回目:初診

患者さんの状態を見て治療の概略と費用の概算を説明します。通常、この日は、説明だけで終わりです。

(長い治療ですので、この説明を基にご家族でよく相談してください。)

2回目:資料採取

治療を希望された場合、診断に必要な写真・模型・レントゲンを採取します。(40分ぐらいかかります)

3回目:診断

前回採取した資料を分析・診断した結果を説明する日です。(1時間ぐらいかかります)

診断の結果、難易度によって費用が決定します。

4回目以降: 治療開始

この後は、実際の治療が始まり、3週から4週の割合で来院することになります。 治療期間は、症例によって変わります。平均的な患者さんで固定式の矯正装置(エッジワイズ装置)が入ってから2年~2年半ぐらいです。早期治療の場合、永久歯が生え変わるまでは取り外しのできる装置(可撤式装置)で治療、中学1年ぐらいから取り外せない装置(エッチワイズ装置)を入れて約2年ぐらいかかります。

保定期間

固定式の装置を外した後は、保定装置(一日10時間ぐらい使用)を使って、治療した状態を維持させていきます。保定装置は、装置除去後1年間は毎日10時間使用、その後1年は毎日8時間使用。状態が安定してくれば少しずつ使用頻度を減らし、1日おき、2日おきにしていきます。

この期間が一番重要で保定装置を使いながら管理をしなければ、かならず歯は元の位置に戻ろうとします。

治療した状態を維持し長期に安定していなければ、今までの治療の意味がありません。

歯を並べることが目的ではなく、歯が咬みあって長く機能することが重要なのです。

頑張って保定装置を使いましょう。